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2022/04/15 23:11

今日は気温が一気に下がり、夜は暖房が必要なくらい冷えますね。

環境の変化などストレスを感じやすい春は、特に健康管理に留意したいものです。

そこで、『玄米』は、白米に比べ、たんぱく質、ビタミンB群やビタミンE、ミネラル、食物繊維などを多く含んでいることから健康に良いとされています。


玄米に含まれる優れた栄養素と効果

① 「たんぱく質」 白米より20%多く含まれます。お肉や魚、卵のイメージですが、ごはんにも多く含まれているのですね。

② 「ビタミン」 特に糖の代謝に必要なビタミンB1は白米の8倍も含まれているので、血糖値の気になる方には玄米がオススメです。

③ 「ミネラル豊富」 骨に必要な「カルシウム」は白米の2倍以上、血圧や浮腫みに関わる「カリウム」は3倍も含まれています。

④ 「噛む習慣がつく」 現代人の食事は柔らかいものが多く噛む回数が少なくなっています。玄米は噛み応えがあるので、よく噛むようになります。たくさん噛むことで脳の満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ防止になります。

⑤ 「味覚を整える」 亜鉛を含み、よく噛むことで唾液もたくさん出るので、米の素朴な美味しさを感じるようになり、素材そのものの美味しさに目覚めるようになります。

 「不溶性食物繊維」 不溶性食物繊維は、胃や腸の中で水分を吸収して蠕動運動を促し、便秘の解消に役立ちます。食べる量や頻度は体調の合わせて調整するのが理想的です。

これらのことから、「玄米」は、効率よくたっぷりの栄養素が摂れるので、一石○○腸 (腸にも嬉しい!)

 米に込められた漢字 

「米」という文字を分解すると、「八十八」となります。これは、「お米が実るまでに八十八回も手をかけるから」と言われています。現在では、機械化が進んだことにより作業の手間も減ってはいますが、良質なお米を作るためには、4月上旬の種もみの準備から9月下旬の稲刈り、乾燥、もみすりまで、たくさんの時間と労力が必要です。手間をかけて農家の方が作ってくださるので、美味しいお米が食べれるのですね。本当に感謝です。

また、 「八十八」 に因んで、ごはんを食べるときに 「八十八」回 噛むと健康になれるそうです。その点からも、白米より玄米の方が、噛む回数が増えて良いかもしれませんね。 ですが・・・ 「八十八」回 は、かなりハードルが高いです(笑)

玄米を上手に取り入れて元気に過ごしたいですね!

※写真の木は、一本に3色の花が咲いていました。一石二鳥ならぬ、一石三鳥です(笑)


米穀商 横忠 ヨコチュー 「土から食卓へ」
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